リネットジャパングループは、障害者向けグループホームを展開するアニスピホールディングスの全株式を取得し、子会社化することを決めた。取得価額は4億6200万円で、取得予定日は2023年4月1日。リネットジャパンは小型家電リサイクル事業の現場で多くの知的障害者の雇用創出を進めており、ソーシャルケア事業を新規事業として展開している。アニスピホールディングスはペット共生型障害者向けグループホームを軸に、福祉関連事業を手がけている。M&Aアドバイザーとしては、両社の事業が相乗効果を発揮する環福連携モデル構築による成長が期待されると考えられる。

記事監修者 : 濱田 啓揮

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。