ラクスルは、物流プラットフォーム「ハコベル」事業をセイノーホールディングスに譲渡することを決定した。ハコベル事業は新設会社に承継され、セイノーに一部株式譲渡と第三者割当増資が行われる。譲渡価額は非公表で、実行予定日は2022年8月8日。この取引により、セイノーが経営の主導権を握ることになる。ハコベル事業の直近売上高は29億3000万円で、効率的な物流ネットワークの実現や業界全体の課題解決につながるとされる。M&Aアドバイザーとしては、ラクスルが事業の集中による経営効率化を図ることで、今後の成長につながると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。