ラクスルは、物流プラットフォーム「ハコベル」事業をセイノーホールディングスに譲渡することを決定した。ハコベル事業は新設会社に承継され、セイノーに一部株式譲渡と第三者割当増資が行われる。譲渡価額は非公表で、実行予定日は2022年8月8日。この取引により、セイノーが経営の主導権を握ることになる。ハコベル事業の直近売上高は29億3000万円で、効率的な物流ネットワークの実現や業界全体の課題解決につながるとされる。M&Aアドバイザーとしては、ラクスルが事業の集中による経営効率化を図ることで、今後の成長につながると考えられる。