ラクスがHOYAのクラウド勤怠管理・給与明細閲覧サービス事業を取得することを決定。取得価額は33億5900万円で、取得予定日は2023年7月1日。HOYAが対象事業を会社分割して設立する新会社の全株式を取得する形。ラクスは「楽楽勤怠」という勤怠管理システムを展開しており、HOYAのシステムとは補完関係にある。M&Aアドバイザーとしては、ラクスがクラウド型勤怠管理システム市場でのシェア向上を目指す戦略に沿った買収であると評価できる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。