ヤマダ電機が、注文住宅を主力とするヒノキヤグループを子会社化するために、TOBを実施することを発表した。買付代金は最大126億5520万円で、50.1%の株式取得を目指す。ヒノキヤはTOBに賛同しており、上場は維持される。買付期間は9月9日~10月22日までの30営業日で、買付代理人は野村証券。M&Aアドバイザーとしては、ヤマダ電機が住宅事業を育成するために、ヒノキヤグループの技術やノウハウを取り入れることで、新たな成長を模索することができると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。