メディアスホールディングスは、医療機器販売子会社のジオットを同業のシバタインテックに無償譲渡することを決定した。ジオットは業績が低迷しており、メディアスは東北地区での営業基盤強化を狙っていたが、目標を達成できなかった。譲渡先のシバタインテックは有力ディーラーであり、メディアスと資本業務提携関係にある。M&Aアドバイザーとしては、メディアスが業績低迷の子会社を譲渡することで、経営資源を集中させることができると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。