ミライト・ホールディングスは、中国の通信タワー建設とシェアリングサービス企業であるShanghai Changling Communication Equipmentの株式50.1%を取得し、子会社化することを決定した。この買収により、ミライトは5G関連の需要を取り込むことを狙い、通信タワーのシェアリングサービス分野でShanghai Changlingの実績を活用する。取得価額は非公表で、取得予定日は2020年7月1日。M&Aアドバイザーとしては、ミライトが5G関連の需要を取り込むために、通信タワーのシェアリングサービス分野でShanghai Changlingの実績を活用することは、戦略的な買収であると言える。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。