ミネベアミツミが、ホンダ傘下のロック製品メーカーであるホンダロックの全株式を取得し、子会社化することを決定した。取得価額は非公表で、2022年中の取得完了を見込む。ホンダロックは、四輪・二輪車、農業・建設機械用のロック製品と住宅用のキーレスシステムを主力としている。ミネベアミツミは、2019年に自動車部品メーカーのユーシンを傘下に収めたことがあり、ホンダロックとのビジネス補完が期待される。

M&Aアドバイザーとしてのコメント:ミネベアミツミは、自動車部品メーカーとしての地位を強化するため、ホンダロックの取得を決定した。ホンダロックの製品ラインナップは、ミネベアミツミの既存事業と相性が良く、両社の協力関係の構築が期待される。また、ユーシンの取得に続いて、自動車部品メーカーのM&A戦略を進めることで、市場競争力を高めることができると考えられる。