ミネベアミツミがアナログ半導体メーカーのエイブリックを343億9300万円で買収することを発表した。エイブリックは医療機器向けのアナログ半導体や次世代車載情報通信システム市場でのシェア向上を目指しており、ミネベアミツミは産業・住宅機器市場に強みを持つ。買収完了時期は2020年7月ごろを想定しており、最大15億円の追加支払いが合意されている。M&Aアドバイザーとしては、両社の製品構成が相互補完できることから、幅広く相乗効果が期待できると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。