ミナトホールディングスは、システム開発子会社のパイオニア・ソフトが出資するベトナム現地法人の全持ち分をWebメディア事業のMattrzに譲渡した。譲渡価額は非公表で、譲渡日は2022年5月25日。パイオニア・ソフトはMattrzと業務提携に関する基本合意書を締結し、今後もPioneer Softのオフショア開発力を活用する。この譲渡により、ミナトホールディングスは国内でのビジネスアプリケーション構築事業の強化に経営資源を集中させることができる。
M&Aアドバイザーのコメント:この譲渡は、ミナトホールディングスが経営資源を集中させるために行った戦略的な決定である。Mattrzとの業務提携により、Pioneer Softのオフショア開発力を活用しながら、国内でのビジネスアプリケーション構築事業の強化を進めることが期待される。今後も、企業の経営戦略に合わせたM&Aが増加することが予想される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。