マクセルホールディングスは、健康家電事業の一部を会社分割により、フジ医療器に譲渡することを決定した。具体的には、マッサージチェア用ユニットやアルカリイオン整水器の製造販売事業が対象で、譲渡予定日は2021年4月1日に変更された。譲渡の対価は非公表。この決定は、収益改善に向けた事業構造改革の一環として行われた。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:この譲渡は、マクセルホールディングスが収益改善に向けた事業構造改革を進める上で、適切な決定であると考えられる。フジ医療器はマッサージチェア最大手であり、この譲渡により、両社のシナジー効果が期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。