フィードフォースグループは、EC事業者向けに出荷関連の業務自動化サービスなどを提供するシッピーノの株式50.59%を取得し、子会社化することを決定した。シッピーノの取得により、EC事業者のバックヤード業務や販売管理業務を含めた多様な業務全般を自動化するサービスをワンストップで提供する体制を整える。取得価額は約3億7700万円で、取得予定日は2021年10月21日。シッピーノは2010年に設立され、EC事業者の生産性向上・業務効率化を実現する各種サービスを提供している。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:フィードフォースグループは、EC事業者向けのDX支援を主力事業の一つとしており、今回のシッピーノの取得により、より一層のサービス拡充が期待される。EC市場の拡大に伴い、業務自動化サービスの需要も高まっており、今後もM&A市場での動きが活発化することが予想される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。