ヒロセ電機は医療機器・健康機器事業を伊藤超短波に譲渡することを決定した。ヒロセ電機は1976年以来、各種医療機器を製造・販売しており、最近では痩身・筋肉トレーニング用電子機器や生活習慣モニター用運動量計、除菌機能付き空気清浄加湿器なども手がけている。譲渡先の伊藤超短波は病院用・家庭用治療器、リハビリテーション機器、美容機器などのメーカーである。譲渡価額は非公表で、譲渡予定日は2019年1月31日となっている。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:ヒロセ電機が医療機器・健康機器事業を譲渡することで、事業の絞り込みを図り、経営資源の集中化を進めることができる。一方で、伊藤超短波は製品ラインナップの拡充により、市場シェアの拡大を目指すことができる。両社が相乗効果を生み出し、事業拡大につな
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。