バルテスが金融機関向けシステム開発企業のシンフォーを全株式取得し、子会社化することを決定した。シンフォーは高い技術力を持ち、ストック収入の拡大が見込めるため、グループの業容底上げにつながると判断された。取得価額は9億5750万円で、取得予定日は2023年4月6日。バルテスはソフトウエアテスト事業を経営の柱とするが、新事業展開を課題としている。
M&Aアドバイザーのコメント:バルテスのシンフォー買収は、グループの業容拡大につながる戦略的な決断である。シンフォーの高い技術力を活かし、グループの事業拡大に注力することで、今後の成長が期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。