Bulk Holdingsは、米国子会社を通じて展開していたサイバーセキュリティートレーニング事業に関するライセンス・設備などを、イスラエルのサイバージムに譲渡することを発表した。譲渡価額は330万ドルで、譲渡損失7900万円を計上する見込み。バルクHDは日本と近隣アジアでの事業を担当することになり、サイバージムとの合弁会社を設立する。M&Aアドバイザーとしては、バルクHDが固定費負担が大きい米国での事業を手放すことで、経営効率を改善し、日本と近隣アジアでの事業に注力することができると評価できる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。