デリカフーズホールディングスは、札幌市の青果物販売会社である大藤大久保商店の全株式を取得し、子会社化することを決定した。大藤大久保商店は、外食・中食産業向けに青果物を納入しており、デリカはこれまでパートナー企業として取引を行っていた。取得価額は非公表で、取得日は2019年10月3日となる。
【M&Aアドバイザーのコメント】
デリカフーズホールディングスの今回のM&Aは、既存のパートナー企業を傘下に取り込むことで、事業シナジーを創出することを目的としている。このようなM&Aは、既存の取引先との関係を強化し、市場シェアを拡大することができるため、企業成長につながる可能性が高い。また、北海道地区での青果物販売において、より強固な地位を築くことができると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。