デジタルハーツHDは、中国ゲームメーカー向けにマーケティング支援を展開するMetaps Entertainment Limitedの全株式を21億6500万円で取得し、子会社化することを決めた。Metaps Entertainmentはメタップス全額出資で2018年に設立され、中国のゲームメーカーの海外展開に特化したマーケティング支援を手がけてきたが、市場環境の変化などを踏まえ、メタップスとして中華圏事業からの撤退を決めた。デジタルハーツHDは翻訳・LQA、2次元/3次元グラフィック、動画制作などのカルチャライズに強みを持つ。M&Aアドバイザーとしては、デジタルハーツHDが中国市場に進出するための戦略的な買収であると言える。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。