ダブルエーが婦人靴専門店の卑弥呼の全株式を取得し、子会社化することを決めた。卑弥呼は高価格帯ブランドとして知られ、全国の百貨店を中心に57店舗を展開している。ダブルエーは自社で企画・開発し海外の委託工場で生産する婦人靴の製造小売りで成長してきた。取得価額は非公表で、取得予定日は2020年5月1日となっている。
M&Aアドバイザーのコメント:ダブルエーは、卑弥呼の高価格帯ブランドを取り込み、品ぞろえを拡充することで、市場競争力を高めることができると考えたのだろう。今後、両社のシナジー効果がどのように発揮されるかが注目される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。