ターミナルからデジタル広告事業を11億円で譲り受けることを決めたベクトルは、2022年9月30日に取得予定。これにより、戦略PRを起点としたデジタルマーケティングサービスの幅が広がり、逆にデジタルマーケティングを起点とした戦略PRサービスの提供も可能になると判断した。今後も市場環境の変化に対応するため、M&Aを含むグループの強化に取り組むとしている。
【M&Aアドバイザーのコメント】
ベクトルの今回のM&Aは、戦略PRとデジタルマーケティングの融合によるサービス拡充を狙ったものであり、市場環境の変化に対応するための戦略的な取り組みと言えます。今後も、M&Aを含むグループの強化に注力することで、競争力の強化を図ることが期待されます。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。