タカラトミーは、子会社のTOMY Internationalを通じて、米国のFat Brain Holdingsを買収した。Fat Brain Holdingsは、玩具・ゲーム小売業のFat Brain Toysと玩具製造・卸売業のFat Brain Toy Co.の2社を傘下に持つ持ち株会社であり、取得価額は約43億3700万円。タカラトミーは、Fat Brain Holdingsが持つ玩具商品群とD2Cプラットフォームを活用し、北米市場での存在感を高めることを狙っている。
【M&Aアドバイザーのコメント】
タカラトミーのFat Brain Holdings買収は、同社の北米市場における戦略的な拡大につながると考えられる。また、Fat Brain Holdingsが持つD2Cプラットフォームを活用することで、タカラトミーの直接販売力の強化にもつながると予想される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。