ソフトフロントホールディングスは、格安SIMサービス「ロケットモバイル」や光コラボレーション「まとめて光」を手掛ける子会社のエコノミカルの全保有株を投資ファンドのフォーカスに譲渡することを決定した。エコノミカルは依然として赤字が続いており、事業規模も小さいため、ソフトフロントホールディングスはリストラを進めており、大型投資は難しい状況にあると判断した。株式譲渡実行予定日は11月21日で、譲渡価額は1300万円となっている。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:エコノミカルは、競争が激化する中で、事業拡大に向けた投資が必要であるが、ソフトフロントホールディングスがリストラを進める中で、投資が難しい状況にあった。今後、フォーカスがエコノミカルをどのように展開していくかが注目される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。