ゼネテックは、米国PTC製PLMソフトウェアの販売・導入支援を手がけるTOPWELLの全株式を取得し、子会社化することを決定した。取得価額は5億7800万円で、取得予定日は2022年12月14日。これにより、製造業の課題解決にワンストップで対応する体制づくりを進める。ゼネテックは、今年1月にはドイツSAP製ERPの導入コンサルティング事業を開始し、11月にはPTCの日本法人とソリューションプロバイダー契約を結び、PLMソフト「Windchill」を中心とするサービスに乗り出している。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:ゼネテックは、製造業に特化したITサービスを提供することで、市場競争力を高める戦略を進めている。今回のTOPWELLの買収により、製品ライフサイクル管理におけるソリューション提供力を強化し、顧客ニーズに応えることが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。