セントラル硝子は、自動車用ガラス製造の米国子会社と欧州子会社の全株式を米投資会社に譲渡することを決定した。譲渡価額は非公表で、譲渡予定日は未確定。譲渡先はAtlas Holdings傘下の特別目的会社。この譲渡は、ガラス事業の構造改善事業の一環で、欧米でのガラス事業からの撤退を意味する。M&Aアドバイザーとしては、セントラル硝子が自社の事業ポートフォリオを最適化するために、このような戦略的決定を下したことを評価する。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。