セガサミーホールディングスは、ロビオ・エンターテインメントをTOBにより子会社化することを決定した。取得価額は約1049億8000万円で、公開買い付けは5月8日前後に開始される。ロビオは、モバイルゲーム「アングリーバード」で知られ、世界的な大ヒットを記録している。セガは、ロビオのモバイルゲームの開発能力や運営力を獲得し、グローバル市場でのプレゼンス向上を目指す。M&Aアドバイザーとしては、今後の両社のシナジー効果に注目したい。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。