音楽用電子機器メーカーのズームが、ドイツの楽器・音響機器販売代理店であるSound-Service Musikanlagen-Vertriebsgesellschaftの51%の株式を取得し、子会社化することを決定した。取得価額は28億900万円で、取得予定日は2023年1月1日。中央ヨーロッパでの事業拡大を狙い、連携強化のために子会社化する。M&Aアドバイザーとしては、ズームの中央ヨーロッパ市場での存在感を強化するための戦略的な買収であると評価できる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。