スターティアホールディングスは、民事再生手続き中のSharp Document 21yoshidaと吉田ストアからITインフラ関連事業を取得することを決定した。両社は兄弟関係にあり、宮城県・福島県を中心に約5000社の顧客基盤を持つ。取得価額は5億2700万円で、取得予定日は2021年11月1日となっている。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:スターティアホールディングスの今回の取得は、地域密着型のITインフラ関連事業を強化するための戦略的な一手と言えます。両社の顧客基盤を活用し、事業拡大を図ることが期待されます。また、民事再生手続き中の企業からの事業取得は、リスクがある一方で、買収価格が抑えられる可能性があるため、M&A戦略の一つとして注目されています。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。