ジオマテックは、中国子会社の吉奥馬科技の全持ち分を現地投資管理会社に譲渡することを決めた。吉奥馬科技は液晶表示パネル用基板や車載機器用カバーパネルの成膜加工を手がけており、業績が悪化していたため、経営資源を日本国内へ集中することが最優先と判断した。譲渡価額は非公表で、譲渡予定日は2022年8月8日。M&Aアドバイザーとしては、ジオマテックが経営資源を集中することで、今後の成長につながる可能性があると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。