サントリー食品インターナショナルは、ナイジェリアで清涼飲料の製造・販売を手がける子会社の全株式を投資会社のAFDLに譲渡することを決めた。譲渡価額は約15億円で、譲渡予定は2022年6月まで。ナイジェリアで展開してきた「Lucozade(ルコゼード)」、「Ribena(ライビーナ)」ブランド製品については独占的な製造・販売権をAFDLに付与することで合意した。M&Aアドバイザーとしては、サントリー食品がナイジェリア事業の成長に向けてあらゆる選択肢を検討し、今回の譲渡に至ったことは戦略的な判断と言える。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。