サントリー食品、オーストラリア子会社の全株式をUCCホールディングス傘下のUCC ANZに譲渡へ。譲渡価額は約185億円。2022年12月期上期中に実施予定。

サントリー食品インターナショナルは、オーストラリア子会社Suntory Coffee Australia Limitedの全株式をUCC ANZ MANAGEMENT PTY LTDに約185億円で譲渡することを決めた。フレッシュコーヒー事業の成長加速のため、事業構成見直しの一環として第三者への売却が最善と判断したとしている。譲渡予定は2022年12月期上期中。

【M&Aアドバイザーのコメント】
サントリー食品インターナショナルがフレッシュコーヒー事業の成長加速のために、オーストラリア子会社の全株式をUCC ANZ MANAGEMENT PTY LTDに譲渡することを決めたことは、戦略的な判断と言えます。今後は、譲渡によって得た資金を活用し、より効率的な事業展開を図ることが求められます。

記事監修者 : 濱田 啓揮

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。