サノヤスホールディングスが、電力関連機器メーカーのハピネスデンキを全株式取得し、子会社化することを決定した。ハピネスデンキは、動力制御盤や分電盤、配電盤などを製造し、官公庁や大学、大型ビル、空港などに多数の納入実績を持つ。サノヤスは、造船・プラント事業を主力とするが、ハピネスを傘下に取り込むことで、各種産業機器事業の基盤強化を図る。取得価額は非公表で、取得予定日は2020年1月6日。M&Aアドバイザーとしては、サノヤスの事業拡大に向けた戦略的なM&Aであると評価できる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。