サトーホールディングスは、英国子会社DataLase Ltd.の全株式を経営幹部3氏が設立した新会社に譲渡した。DLは、ラベルを使わずに直接印刷する技術を保有していたが、技術的課題が残り、事業化時期が遅れていた。譲渡価額は非公表。M&Aアドバイザーとしては、サトーが業績見通しを下回る状況にあったDLを譲渡することで、経営資源の集中化を図り、事業の効率化を目指す戦略的な判断だと言える。