ケーヒンは、中国子会社の京濱大洋冷暖工業の全持ち分を現地同業のSONGZ AUTOMOBILE AIR CONDITIONINGに約11億円で譲渡することを決めた。譲渡は2段階で行われ、第1回分が2020年8月31日、第2回分が9月初旬となる見通し。京濱大洋冷暖工業は1993年に設立され、現在、ケーヒン子会社のケーヒン・サーマル・テクノロジーが持ち分の過半以上を持つ。
M&Aアドバイザーのコメント:ケーヒンの中国子会社の譲渡は、同社の事業再編戦略の一環として行われたものである。今後、ケーヒンはより効率的な事業展開を目指し、事業の集中化や再編を進めることが予想される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。