クリエイト・レストランツ・ホールディングスが、関東を中心にベーカリー事業を展開するサンジェルマンの全株式を23億6200万円で取得し、子会社化することを決定した。サンジェルマンは「サンジェルマン」「プルミエサンジェルマン」などのブランドで78店舗を展開し、北海道サンジェルマンを子会社に持つ。クリエイト・レストランツは既にベーカリー事業を手がけるグルメブランズカンパニーを抱えており、今回のM&Aでベーカリー事業を加速させる。JTは加工食品事業への進出に伴い、2002年にサンジェルマン、2004年に北海道サンジェルマンを傘下に収めた。
【M&Aアドバイザーのコメント】
クリエイト・レストランツが、既に手がけているベーカリー事業を強化するために、サンジェルマンを子会社化することは、戦略的な判断と言えます。また、JTが加工食品事業への進出に伴い、サンジェルマンを傘下に収めた経緯も、業界の動向を考える上で興味深い点です。今後、クリエイト・レストランツがどのように
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。