キユーピーは、米子会社のへニングセン・フーズの全株式をポストホールディングス傘下のマイケル・フーズ・オブ・デラウェアに譲渡した。へニングセンは1889年に創業し、キユーピーが1990年に傘下に収めたが、近年は業績が振るわなかった。譲渡価額は非公表。
M&Aアドバイザーのコメント:キユーピーが業績不振の子会社を手放すことで、経営資源を集中させる戦略を取ったと考えられる。今後は、より収益性の高い事業に注力することで、企業価値の向上を目指すことが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。