吊り具メーカーの米クロスビーグループと経営統合するため、キトーは米投資ファンドKKR傘下に入ることを発表した。KKRがTOBを実施し、最大約564億7800万円で全株式を取得する。買付価格は1株2725円で、TOB公表前営業日の終値1659円に64.26%のプレミアムを加えた。経営統合後は「Kito | Crosby」という社名になり、本部は米国と日本の両方に置かれる。M&Aアドバイザーとしては、両社の経営統合によって高品質な製品の拡大や生産の効率化が実現できると考えられる。