エクストリームが、角川ゲームスの一部事業であるDragami Gamesの株式93.3%を2億8000万円で取得し、子会社化することを決定した。取得対象は、角川ゲームスが保有する9タイトルの家庭用ゲームソフトの知的財産権、固定資産、仕掛品、販売権など。エクストリームは、自社開発・運営のゲームタイトルがなく、その拡充が課題となっていたため、コンテンツプロパティ事業の拡充を狙っている。M&Aアドバイザーとしては、エクストリームが自社の課題を解決するために、知的財産権を活用したM&Aを行ったことは、戦略的な判断と言えるだろう。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。