投資ファンドのインテグラルが、豆蔵ホールディングスに対するTOBを実施し、非公開化することを発表した。買付代金は最大344億円で、買付価格は1885円である。買付期間は31日~3月16日までの30営業日で、買付予定数の下限は所有割合66.67%に設定されている。豆蔵の創業者で会長・社長を務める荻原紀男氏や同社筆頭株主の情報技術開発もTOBに応募する。M&Aアドバイザーとしては、今後も投資ファンドによる非公開化が増加する可能性があると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。