アルプス物流は、中国子会社の泰達アルプス物流を通じて、兆普電子の全株式を取得し、グループ子会社化することを決定した。兆普電子はSIMPLOグループの子会社であり、上海・松江総合保税地域に工場を持つが、現在は生産を停止している。取得価額は約13億3300万円で、取得予定日は2019年5月27日。この子会社化により、同社の建物を取得し、物流拠点として活用することで、同地域における物流サービスの基盤強化と事業の効率化を図る。M&Aアドバイザーとしては、アルプス物流が中国市場において事業拡大を進める上で、この子会社化が有効な戦略であると考えられる。