アララとバリューデザインが経営統合し、ハウス電子マネーによるキャッシュレスサービス事業の持続的成長を目指す。アララがバリューデザインを完全子会社化し、共同持ち株会社への移行を検討する。株式交換比率はアララ1:バリューデザイン3.2で、バリューデザインは東証マザーズへの上場が廃止となる。アララは186社に導入され、年間約2200億円の決済実績を持つ「point+plus」を提供し、バリューデザインは827社に導入され、年間決済額は7500億円規模の「バリューカードASPサービス(Value Card)」を展開している。

M&Aアドバイザーのコメント:アララとバリューデザインの経営統合は、ハウス電子マネー市場における競争力の強化と、持続的な成長を目指す戦略的な動きである。両社の顧客層や導入先が異なるため、統合によりシナジー効果が期待できる。また、共同持ち株会社への移行により、より効率的な経営が可能となる。