アダストリアが外食中堅のゼットンを連結子会社化することを発表。第三者割当増資とTOBを通じて、40％～51％の株式取得を目指し、取得価額は約28億7000万円。アダストリアはファッションビジネスと飲食ブランドの融合による新規事業を目指す。ゼットンの名証セントレックスへの上場は維持される。M&Aアドバイザーとしては、アダストリアの新規事業展開に向けた戦略的なM&Aであると評価できる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。