アステラス製薬は、感染症治療薬など5製品をドイツのCheplapharm Arzneimittel GmbHに9500万ユーロで譲渡することを決めた。譲渡完了は9月以降を見込む。アステラスは、経営資源配分の最適化の一環として、先端医療分野に経営資源を集中する方針を打ち出している。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:アステラス製薬は、先端医療分野に経営資源を集中する方針を打ち出しており、今回の譲渡はその一環としての経営資源の最適化と考えられる。今後も、アステラス製薬は先端医療分野に注力し、成長戦略を進めていくことが予想される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。