アクロスウェイが手がける通話録音製品の輸入販売・保守に関する「VCLog」事業を、長塚電話工業所に譲渡した。アクロスウェイはクラウドコミュニケーションサービス事業に経営資源を集中するため。譲渡価額は3000万円で、直近売上高は5700万円だった。
M&Aアドバイザーとしてのコメント：アクロスウェイが経営資源をクラウドコミュニケーションサービス事業に集中するため、通話録音製品の輸入販売・保守に関する「VCLog」事業を譲渡したことは、戦略的な判断と言える。一方で、長塚電話工業所は新たな事業領域に進出することで、事業拡大を図ることができる。両社にとって、Win-Winの取引と言えるだろう。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。