アイティフォーは、音楽分野のSNSソフト企画・運営を手がけるスナッピー・コミュニケーションズの全株式を、スナッピー社長の小林四一氏に譲渡することを決めた。譲渡価格は非公表で、譲渡予定日は2020年9月30日。アイティフォーは2005年にスナッピーを傘下に収め、近年は音楽分野でSNSソフトの企画・運営にも乗り出していたが、業績水準に達していないことなどから、株式を譲渡することにした。
M&Aアドバイザーのコメント:アイティフォーが経営資源の集中と選択による経営の効率を高めるために、音楽分野のSNSソフト企画・運営を手がけるスナッピー・コミュニケーションズの全株式を譲渡することを決めたことは、戦略的な判断と言えます。業績水準に達していないことから、今後はアイティフォーがより成長が見込める分野に注力することが期待されます。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。