くふうカンパニーは、ふくろう少額短期保険の全株式を取得し子会社化することを決定した。これにより、保険販売子会社の保険のくふうを通じて、新たな保険商品の開発を進めることができる。取得価額は非公表で、取得は2019年9月中を予定していたが、承認手続きに時間がかかり未定となった。現在は2020年3月下旬を目途に取得を進めている。
【M&Aアドバイザーのコメント】
この取引により、くふうカンパニーは保険事業の拡大を進めることができる。また、ふくろう少額短期保険の顧客層を取り込むことで、新たなビジネスチャンスを生み出すことが期待される。しかし、承認手続きに時間がかかったことから、M&Aの際には関係当局の承認手続きに十分な時間を見込んでおく必要がある。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。