SCSK、MinoriソリューションズをTOBで完全子会社化へ。DX分野での事業基盤拡充を目指す。買付価格は1株あたり2700円で、最大208億1473万円の買付代金。買付期間は10月31日～12月12日。

SCSKはMinoriソリューションズに対してTOBを行い、完全子会社化を目指すことを発表した。買付価格は1株あたり2700円で、買付期間は10月31日～12月12日。買付代金は最大208億1473万円。買付予定数の下限は所有割合で56.21％。決済開始日は12月19日。買付代理人は大和証券。M&Aアドバイザーとして、今後はSCSKがMinoriを子会社化することで、DX分野での事業基盤を拡充し、競争力を強化することが期待される。

記事監修者 : 濱田 啓揮

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。