SBSホールディングスは、古河電気工業傘下の物流会社である古河物流の株式66.6%を取得し、子会社化することを決定した。これにより、SBSホールディングスは総合物流事業者として事業規模と事業領域の拡大を図ることができる。取得価額は非公表で、取得予定は2021年中。古河物流は、古河電工グループ内でロジスティクス機能を担ってきた。2021年12月1日に取得が完了したと発表された。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:SBSホールディングスは、ここ数年、大手メーカーの物流子会社を相次いで買収しており、今回の古河物流の買収もその一環と考えられる。今後も、SBSホールディングスはM&Aを活用し、事業拡大を進めることが予想される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。