Oakキャピタルがノースコミュニケーションを譲渡
Oakキャピタルは、グループ子会社で携帯電話ショップ事業を手がけるノースコミュニケーション(札幌市)の全株式を、携帯販売事業を展開するコスモネット(京都市)へ譲渡することを決定しました。譲渡価額は非公表ですが、譲渡予定日は2022年8月1日とのことです。
ノースコミュニケーションの概要
ノースコミュニケーションは北海道内に3カ所の携帯ショップを運営しており、売上高は5億9100万円、営業利益は△600万円、純資産は6900万円という業績状況です。今回の譲渡はグループ内事業の見直しの一環とされています。
譲渡の背景と意図
Oakキャピタルがノースコミュニケーションを譲渡する背景には、グループ全体の事業ポートフォリオの見直しや、収益改善に向けた選択と集中があるとみられます。また、コスモネットにとっては事業領域拡大や地域展開の強化につながると考えられます。
携帯販売事業の今後の展望
携帯販売事業は国内市場が成熟している一方で、通信サービスや端末の多様化により、今後も一定の需要が期待されています。ノースコミュニケーションの運営拠点がコスモネットの枠内に入ることで、両社にとって収益性やサービスの拡充が見込まれそうです。
譲渡後の展開
今回の譲渡により、ノースコミュニケーションの事業がコスモネットに統合されることから、経営の効率化や顧客サービスの向上が期待されます。一方、Oakキャピタルはグループ内での事業再編を進めることで、他の事業領域に経営資源を集中させる意向と考えられます。
株式会社M&A Doについて
株式会社M&A Doは、売り手様から手数料を一切いただかず、譲渡後の資産最大化に強みを持つM&Aアドバイザリー企業です。豊富な実務経験と高度な専門性を活かし、売主様にとって最適なスキームの提案とサポートを行っています。譲渡完了後も、残る資産の有効活用までを視野に入れたトータルサポートを提供している点が大きな特徴です。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。