ニューアート・テクノロジーは仮想通貨市場への参入を目指していたが、環境変化などで撤退を決め、全株式をCapital Intelligence Technology Ltd.に10万円で譲渡することを決定した。譲渡予定日は2018年12月17日。M&Aアドバイザーとしては、ニューアート・テクノロジーが事業シナリオの実現に向けて十分なリサーチを行わなかったことが、今回の撤退につながったと考えられる。今後は、事業計画の策定にあたり、より詳細な市場調査やリスクマネジメントが必要となる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。