KSK、ソフトウエア開発子会社の株式譲渡を決定

KSKは、ソフトウエア開発子会社であるKSK九州(熊本市。売上高2億2600万円、営業利益1400万円、純資産5700万円)の全保有株式90%を譲渡することを決定いたしました。九州地方の戦略拠点として設立した同社ですが、相乗効果による事業成長に限界があることや、KSKが経営資源の集中を進めていることから、総合的に判断した結果の方針です。

譲渡の背景

KSK九州は、熊本市を拠点とするソフトウエア開発企業として地域に根ざした活動を行ってきました。もともとは九州地方における事業拠点としての戦略的役割を期待されていましたが、近年は相乗効果を生み出す事業拡大に限界が見られるようになりました。また、KSK本体が経営資源を集中させていることもあり、このタイミングでの譲渡が最適と判断されたようです。

譲渡スキームの概要

自己株式取得と社長による取得

今回の譲渡では、KSK九州がその他剰余金の範囲内で自己株式として取得する方法が採られます。残りの部分については同社の西島修一社長が取得する予定です。譲渡価額は非公表となっています。

譲渡予定日

譲渡日は2024年3月15日が予定されており、今後は具体的な手続きが進められていく見込みです。

まとめ

KSKが進める経営資源の集中と、KSK九州との事業シナジーの限界を踏まえた譲渡方針は、業界内外で大きな注目を集めております。KSK九州は、今後の資本構成の変化を踏まえつつ、現地企業として引き続きソフトウエア開発事業を展開していくことが期待されます。

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