KDDIのじぶん銀行子会社化について
KDDIは12日、インターネット専業銀行であるじぶん銀行が実施する第三者割当増資をすべて引き受けると発表しました。約250億円の増資を引き受けることにより、KDDIの持ち株比率は現在の50%から63.78%に上昇し、じぶん銀行はKDDIの子会社となります。
この子会社化により、「決済」や「金融事業」に関してKDDIが経営を主導できるようになり、今後の事業強化を図る狙いがあります。じぶん銀行は2008年に三菱UFJ銀行と共同出資で設立され、現在は折半出資となっています。なお、払込期日は2019年4月1日が予定されています。
じぶん銀行の第三者割当増資とその背景
じぶん銀行はインターネット専業銀行として、スマートフォンをはじめとするモバイル端末経由での利用が中心です。銀行口座や各種金融商品に簡単にアクセスできるだけでなく、決済や送金などの利便性が高い点が特徴です。今回の増資引き受けによって、KDDIはじぶん銀行のさらなる成長とサービス拡充を図る計画です。
KDDIによる経営主導の狙い
KDDIがじぶん銀行を子会社化し経営を主導する最大の目的は、「決済」および「金融事業」におけるサービスの強化にあります。モバイル通信やスマートフォンの普及が進む中で、通信事業と金融サービスの連携が進むほど、多角的なサービス提供が可能になります。今回の子会社化が新たな金融サービスの拡大につながることが期待されています。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることが強みです。豊富な知見と実績を持ち、有益なアドバイスやサポートを提供することで、スムーズかつ効果的なM&Aを実現いたします。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。