JMSが旭化成医療科技(張家港)有限公司の全出資持ち分を取得

JMSはシンガポール子会社を通じて、旭化成傘下で輸血用白血球除去フィルターを製造する中国「旭化成医療科技(張家港)有限公司」(江蘇省。売上高5億9600万円、純資産15億8000万円)の全出資持ち分を取得し、子会社化することを決定いたしました。これまで外部調達してきた白血球除去フィルターを内製化することで、主力製品である血液バッグとの一体的な事業運営を通じた相乗効果が期待されています。取得価額は非公表で、取得予定日は2023年10月31日となります。

JMSのグローバル展開と血液製品

JMSは献血の際に白血球を保存する血液バッグなど、採血から輸血までに必要とされる血液製品の製造販売をグローバルに展開しております。献血で採取した血液から作られる血液製剤の輸血時の副作用を予防するため、白血球除去フィルターを組み込んだ血液バッグが使用されており、今後はさらなる需要拡大が見込まれています。

旭化成医療科技の概要

旭化成医療科技(張家港)有限公司は、1999年に旭化成子会社の旭化成メディカル(東京都千代田区)の全額出資で設立されました。これまでも輸血用白血球除去フィルターの製造に取り組んでおり、今回のJMSによる買収後は、血液製品分野のさらなる成長が見込まれています。

株式会社M&A Doについて

株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることが強みです。M&Aのプロフェッショナルとして、お客様の事業承継や譲渡におけるあらゆるご相談に柔軟に対応し、円滑な取引をサポートいたします。